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石破大臣の答弁に見る「謝り方」
2008/3/1
石破防衛大臣が、いよいよ辞任の瀬戸際に立たされた。 イージス艦「あたご」の衝突事故の一報を受け、登庁がその1時間半後。 「事故の第一報が遅い!」 と怒った、その張本人がこれでは、申し開きはできま ...
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三浦逮捕で考える「人は得意分野で転ぶ」
2008/2/27
周知のとおり、〝疑惑の銃弾〟が賑やかである。 知人の週刊誌記者は、 「27年という歳月に、アメリカ捜査陣の執念を見た」 と興奮していたが、ヘソ曲がりの私は、 「人ひとりの殺人事件にそこまで執念を ...
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大が小を呑み込むレトリック
2008/2/26
昨夜は、某出版社の編集者と飲み屋で、歴史小説の打ち合わせをした。 これまで歴史モノに興味がなかったわけではないのだが、時代小説を書いたことがきっかけで、歴史の面白さを再発見。新たに文庫で書き下ろす ...
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宮本武蔵に見る「目的は手段を正当化する」
2008/2/23
剣豪の人気ナンバー1と言えば、宮本武蔵だ。 人気の理由はいろいろあるが、私が惹かれるのは、武蔵の剣を極めんとする「孤高の求道精神」である。 空手を修行する一人として、武蔵はカッコいいのである。 ...
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嫉妬と羨望と、東国原知事
2008/2/19
アブダビのオークションで、「1」の自動車ナンバープレートが15億円で落札された。 「一族の持つ資産に比較すれば大きな額ではない」 と、落札したアラブ首長国連邦の実業家は涼しい顔だったとか。 この ...
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人生街道、テクテクと物見遊山
2008/2/16
今朝、久しぶりに畑へ出かけた。 例によって指南役の親父と、収穫担当の女房と、私の3人である。 今日の目的は、そろそろジャガイモを植える時期なので、その準備だが、畑へ着いて、指南役がガッカリした声 ...
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「市川監督逝去」と「絶句」
2008/2/14
テレビで、高齢者のひとり暮らしを放送していた。 今日、木曜日は道場の稽古がなく、自宅二階の自室で原稿を書いていて、ひと息入れに居間に降りたときのことである。 年金暮らしの厳しさがテーマだったので ...
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正論で説得する「正論バカ」
2008/2/12
正論とは、「正しい」という意味である。 ならば、「正論」をもってすれば人を説得できるか。 答えはノーだ。 相手が「正論」を受け入れるということは、自分の間違いを認めることになるからだ。 「そう ...
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倖田來未バッシングって何だ?
2008/2/9
「話はわかった。で、狙いは?」 これで、たいてい物事の本質がわかる。 「こうすれば売上は倍増すると思うんだ。全社一丸となって頑張ろう!」 「なるほど。話はわかった。で、狙いは?」 すなわち、「売上 ...
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橋下知事に学ぶ詭弁のテクニック
2008/2/7
橋下徹・大阪府知事が、「出産・子育て支援事業」の凍結を表明したそうだ。 橋下知事は私にとって何の関係もなく、また私は大阪府民でもないので、公約違反だと目くじらを立てるつもりはないし、大阪府民にして ...