「 mukaidaniの記事 」 一覧

no image

歳時記

「原因」を探ることの無意味

2006/9/19  

 ドジを踏む。 「なぜ」  と失敗の原因を考え、それを克服することで人間は進歩する――私は、これまでそう思ってきた。  だが最近になって、「失敗の原因を探ることは無味ではないか」と思うようになってきた ...

no image

歳時記

飲酒運転に潜む「明日は我が身」

2006/9/13  

 私は保護司をやっている関係で、本日、千葉県の市原刑務所へ視察研修に行った。  ご存じの方もいらっしゃると思うが、市原刑務所は「交通刑務所」だ。飲酒運転による死亡事故や、轢き逃げなどの交通事犯を収容す ...

no image

歳時記

凡夫が、死に臨んで平静でいられるや

2006/9/7  

「人生の一大事に臨んで、自分は平然としていられるか、それとも狼狽するか」――。これが私が自分に課した長年のテーマである。  一大事の最たるものは「死」だが、死んでしまったら甘受も狼狽もないので、現実と ...

no image

歳時記

「忙=心が滅ぶ」を論じる

2006/9/1  

 鈴虫が鳴いているのに気がついたのは数日前のことだった。  残暑だ真夏日だと言っているうちに、季節はいつの間にかそっと忍び寄り、時の移ろいの早さに、何とも無常を感じる今日このごろである。  8月は、仏 ...

no image

歳時記

小泉首相の靖国参拝に思う

2006/8/15  

 小泉首相が今朝、靖国神社に参拝した。  賛否をめぐって論議が再燃しているが、靖国問題の是非はひとまず措くとして、私が注目するのは、元自民党幹事長である加藤紘一議員が、テレビで繰り返し発言している言葉 ...

no image

歳時記

〝宝の山〟は足下にあり

2006/8/14  

 80歳を迎えた師匠が、私に言った。 「人生なんて、過ぎてみればあっという間だな」  知人が、私に言った。 「もう10歳若かったら――とね。つくづく思うんだ」  知人は86歳だ。  55歳の私が、青年 ...

no image

歳時記

易(やす)きものに価値なし

2006/8/8  

「価値」に「絶対値」はない――これが私の考え方である。  たとえば、鯨肉(げいにく)。  私が子供のころは牛肉が高くて、鯨肉(げいにく)を〝代食〟していた。  ところが、いまはどうか。  鯨肉、高価で ...

no image

歳時記

嫌われるなら、青大将よりコブラになれ

2006/8/4  

 今日は暑い一日になるという予報だったので、早朝5時前に起床して畑へ行った。  畑に行くメンバーはいつも三人だ。  私のオヤジと、カミさんと、そして私だ。役割がそれぞれ決まっていて、畑の知識があるオヤ ...

no image

歳時記

面白がれば、人生もまた楽し

2006/7/28  

 学生時代、金はないが、時間はあった。  要するにヒマなのだ。  「なんか面白いこと、ないっスかね」  酒をご馳走になりながら、OBにボヤいたら、  「バカヤロー。人生、そうそう面白いことがあってたま ...

no image

歳時記

言葉の〝手形〟に気をつけるべし

2006/7/22  

 人間は「言葉の生き物」である。  特に日本では、「言霊(ことだま)」といって、言葉には霊が宿るとしている。  たとえば、父親の帰宅が遅いとする。  息子が、 「交通事故にでもあってんじゃねえか」   ...

Copyright© 日日是耕日 , 2024 All Rights Reserved.