歳時記

眼鏡を買いに行く

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気仙沼の温泉効果だろうか。
右肩甲骨と右肩の痛みがなくなってきた。

昨夜は、おっかなびっくりでブログを打ってみたが、大丈夫のようだ。
よし、いよいよ執筆再開。
来週は整形外科の予約をしているので、それで一段落になることを期待である。

気分一新で昨日、眼鏡を買いに行った。
眼鏡は気分を変えたくなると新調するのでたくさん持っているのだが、衣服やネクタイと同じで、おのずとお気に入りができてくる。

で、気仙沼温泉で、部屋から純白の大型漁船を見ていたときのこと。
何気なくお気に入りの眼鏡をかけて見直すと、ほんのわずかだが黄色がかって見える。
眼鏡を外して見ると、やはり純白である。

「おい、眼鏡をかけてあの船を見ると、黄色がかって見えるのだが、どうしてだろうか」

愚妻に問うと、

「そりゃ、そうでしょう。その眼鏡のレンズ、黄色い色が入っているんだから」

「なに? 色なんか入れておらんぞ」
「ウソ、黄色が入ってるわよ」
「バカモノ、それは眼鏡が黄ばんでおるのだ!」

それで気仙沼から帰宅するや、昨日、眼鏡店に行った次第。

そして、若い女性店員と親しく話しをしながら、

「日差しが強くなってきたので、次は度付きのサングラスをつくろうかな。昨年、この店で買ったのだが、度付きではないので一度もかけなかったんだ」

そう言うと、親切にも購入履歴をチェックしてくれてから、

「あのう、昨年お買い上げいただいたサングラスは遠近両用の度付きになっていますが」

申しわけなさそうに言うと、愚妻が身を乗り出して、

「聞いてくださいよ。この人、度が入っていないからと言って、一度もかけていないんですよ」

いかに亭主がだらしないかを延々と訴えていた。

身内の恥を眼鏡店でさらしてどうする。

肩の痛みの話しを書くつもりでいたが、なぜか眼鏡の話しになってしまった。

そう。
人生もブログも融通無碍をもって是とするのだ。

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