歳時記

イヤミな年寄り

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かねて愚妻に、
「他人相手に余計なことを言うな」
と厳命されている。

以前にも書いたが、法務の場合、早めに近所まで出かけ、マクドナルドがあればそこで時間調整する。

「コーヒー、小さいやつ」
注文して、
「ほかによろしいですか」
と言われるとカチンときて、
「あれば注文するだろう」
不機嫌な顔で(たぶん)、余計なことを言う。
マニュアルで働く若い女の子に罪はないのだが、商売っ気が気に障(さわ)るのである。

だが、これは「余計なこと」なので、いまでは問われると、
「はい」
ニッコリ笑顔で偽善的態度をとっている。

で、先日の法務。
時間調整でマックに入り、
「コーヒー、小さいやつ」

注文すると、
「Sサイズですか?」
問うので、つい、
「Sサイズって何ですか?」
「小さいサイズです」
「私は何と言って注文しましたか?」

ここで若い女の子はハッと気づいた次第。

何ともイヤミな年寄りだと思ったことだろう。

反省、反省。
これからは、和顔愛語を徹底しようと自分に言い聞かせたのである。

ついでながら、薬がよく効いていて、右肩甲骨と肩の痛みがかなり軽減された。
これでやっと遅れていた仕事に取りかかれる。
法務が連日続いているが、マックではイヤミなことなど言わず、時間調整はノートPCを持参し、黙々と執筆しよう。

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