歳時記

そうだ、京都へ行こう

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 そろそろ今年の仕事も、店じまいの時期になってきた。
 11月に『親鸞の言葉/明日を生きる勇気』が出て、年内の刊行はたぶん終わるだろう。
 と言っても、来年刊行に向けていつくか企画が進行しているので、執筆は継続。
 例年どおり、年末年始もパソコンに向かうことになりそうなので、ひと息つく11月は、紅葉を見に京都へ行くことにした。
 楽しみにしていた庭のアサガオはついぞ見られず、大好きなコスモスも、見る時間がないままシーズンを終えようとしている。
 ならば、せめて紅葉だけでも見たい、というわけである。
 私が加入している保険屋さん(女性)が京都通で、2泊3日でまわるコースを作ってくれた。
 添乗員として、愚妻が同行する。
 私はこれまで京都には数え切れないほど行っているが、飲み歩いてばかりで観光地はほとんど知らないし、地図を見て歩くほど酔狂ではない。
 ゆえに、京都のガイドブックを愚妻に買い与え、
「あとはまかせるから、よきにはからえ」
 と昨夜、しかと申しつけたところが、
「文句言わないでよ」
 バチ当たりなことを言うのだ。
「バカ者。文句は言われるほうが悪いのだ」
 たしなめたところが、
「私はあなたに対して山ほど文句を言いたいんだけど、これは、文句を言われるあなたが悪いということになるわけね」
 昨夜も元気に〝減らず口〟を叩くのである。

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