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「やろうと思えばいつでもやれる」の錯覚
2010/3/13
畑が近くに〝引っ越し〟てきたからというもの、農作業にとんとご無沙汰である。 87歳の老爺(ろうや)は、電動自転車に颯爽とまたがって畑へ出かけている。 先日はジャガイモを植えたそうだ。 3歳にな ...
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僧侶の立場と、道場の神棚
2010/3/11
私の道場にも神棚があり、稽古の始めと終わりに一同、「神前に礼」をやる。 これに悩んでいた。 僧籍にある私が「神前に礼」というのまずのではないか、という思いである。 だが、そうかといって、神さま ...
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壁にぶつかったら〝回り道〟
2010/3/10
私のことを「楽天家」だと、愚妻は言う。 「いい性格よね」 と、必ず続ける。 誉めているわけでは、もちろんない。 小言の締めくくりが、いつもこの言葉なのである。 だが、私は楽天家ではない。 ...
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夫婦別姓を危惧する
2010/3/9
「自分以外の人間は信用できない」 これが中国人の考え方だという。 春秋戦国時代の昔から中国は戦乱に明け暮れ、支配者はコロコロと変わる。 民衆にしてみれば国家は頼りにならず、自分の生活は自分で守る ...
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ストップウォッチを使う
2010/3/8
某大学教授をインタビューしたとき、教授がストップウォッチをテーブルにおいて話し始めた。 時間管理の徹底さに思わず唸り、私もマネをしてみることにした。 空手競技用のストップウォッチを引っ張り出して ...
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小さいことは、いいことだ
2010/3/5
恐竜が絶滅したのは、 小惑星の衝突が原因だそうだ。 ニュースで報じている。 直径10~15キロの小惑星がメキシコあたりに衝突して、マグニチュード11以上の地震が起こり、高さ300メートルの津波が ...
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白内障と「井の中の蛙」
2010/3/3
白内障の手術をしてからというもの、 「よく見える」 「こんなに明るいとは思わなかった」 と、愚妻がハシャいでいる。 現金なものだ。 が、それはそれとして、これは仏法を説くいい機会だと思った私は ...
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白内障の手術に付き添う
2010/3/1
今日は、愚妻の白内障の手術だった。 早朝8時に病院へ着き、診察だ、点眼だ、順番待ちだと、手術が始まったのは、何と7時間30分後の午後3時30分から。 手術時間そのものは、わずかに30分足らずであ ...
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真央の銀メダル
2010/2/27
浅田真央が銀メダル。 金であれ、銀であれ、何位であれ、国民の期待という大プレッシャーを背負うアスリートはたいしたもんだと思う。 しかも、浅田真央もキム・ヨナも19歳。 それにくらべて、私たち大 ...