「 mukaidaniの記事 」 一覧
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私は「畑の耕し男」
2011/4/27
87歳の映芳爺さんが連日、畑へ出かけている。 「あれも植えた、これも植えた」 と、手柄のように語る。 だが、畑を耕したのは私なのだ。 堆肥を入れ、スコップで土をひっくり返し、鍬で耕し・・・。畑 ...
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「我は天年」
2011/4/26
『鶴は千年、亀は万年、我は天年』 とは禅僧・仙崖(せんがい)の言葉である。 「千年生きるか、万年生きるか、あるいは明日逝(い)くか。寿命は人智のおよばざるところゆえ、わしはただ、天から授かった寿命を ...
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サイババさんの死去
2011/4/25
インドの霊能者・サイババさんが心臓や呼吸器の病気で入院、死去したと聞いてビックリした。 なんたって、サイババさんは病気治しの「奇跡」で知られ、信者は世界中にいるのだ。 その〝奇跡の人〟が病気で亡 ...
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「オムレツ」と「卵」
2011/4/24
『卵を割らずにオムレツは作れない』 という相場格言がある。 「オムレツを作って食べたいが、卵を割りたくないというのであれば、結局オムレツは食べられない」 という意味で、 「オムレツを食べたければ、 ...
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「あなたも大変ですね」という一言
2011/4/23
東京電力の清水正孝社長が、福島県内の避難所を謝罪に訪れ、怒号を浴びせられた。 泣きながら詰め寄る女性もいた。 怒りはもっともだ。 避難者の方々は、はらわたが煮えくりかえる思いだろう。 その一 ...
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備えあれば憂いなし
2011/4/22
愚妻が、物置からキャンプ用品を引っ張り出してきた。 その昔、使っていたもので、寝袋はもちろん、ガス式のランプ、さらに携帯トイレまである。 忘れていたが、この携帯トイレは本格的なやつで、確か代々木 ...
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人間、努力するようではダメだ
2011/4/21
今朝、畑へ行った。 春野菜を植えるシーズンとあって、87歳の映芳爺さんが異様に張り切っている。 いや、映芳爺さんだけでなく、愚妻も異様に張り切っているのだ。 なぜなら、自分専用の〝花コーナー〟 ...
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人生は危うく、不確かなもの
2011/4/20
栃木県鹿沼市で、 集団で登校する小学生の列にクレーン車が突っ込み、6人の幼い命が奪われた。 道場で多くの子供たちと接する私としては、親御さんたちの気持ちが痛いほどわかる。 事故は、学校まであとわ ...
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菅総理の「軽さ」
2011/4/19
故田中角栄氏が首相当時、年賀状は八千枚が来たという。 年賀状の枚数が権勢のバロメーターの一つとするなら、さすが〝今太閤〟と呼ばれただけのことはある。 だが、私が感心したのは、年賀状の枚数ではない ...
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「好々爺(こうこうや)」という言葉
2011/4/18
『耳順』という言葉がある。 「じじゅん」と読む。 60歳の別称である。 「60にして耳に順(したが)う」 という孔子の言葉からとったもので、 「何事を聞いても耳にさからうことなく、素直に聞きとるこ ...