歳時記

「危険警報」発令

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昨日は午後、初盆のお参りに出かけてたが、降ったりやんだり。
天気は不安定だったが、予報を見ても大雨の心配はなかった。

で昨夜。
自室で仕事をしていると、雷がゴロゴロうるさく、雨もザーザー降っているようだが、いつものようにさして気にせず居間に降りたら

「ちょっと、大変みたいよ!」

愚妻が待ちかねたように言う。
このあたり一帯に「危険警報」が発令されたとテレビニュースが報じているのだそうだ。
とはいえ、拙宅はやや高いところにあるので水害の懸念はない。

「よし、近隣を見まわってこい」
「なんで私が行かなくちゃならないのよ」
愚妻が柳眉を逆立てる。

「我が家には、おまえとわしと二人しかいないではないか」
「あんたが行けばいいじゃない」
「バカ者、隊長は司令部を離れてはならないのだ」

くだらないことを言い合っていると、
「あッ!」
いきなり停電である。

明日、葬儀がある。
いましたがた、依頼先のお寺と葬家に関する情報のやり取りをしていて、これから法名とその解説、年忌法要一覧などがラインで送られてくる。
ラインに添付されたものをメールかドロップボックスを介してPCに送り、プリントアウトするのだ。

幸い、停電はすぐに復旧したが、何とインターネットに接続できない。
ヤバイではないか。
最悪は葬儀のデータを取りに行けばいいのだが、寺は拙宅から遠く、クルマで片道一時間はかかる。
接続できなければ、ちょっと面倒なことになる。

「便利は何と不便なことか」
ブツクサ言いながらあれこれ接続にトライし、どういう弾みかひょいと回復して、ことなきを得た。

このとき初めて、「災害」を我が事として意識する。

私たちは当事者でない限り、すべてにおいて「傍観者」に過ぎない。

明日は終戦記念日。
戦争を体験していないということにおいて私は「傍観者」だが、自分なりに戦争について考えてみようと、復旧したインターネットを操作しながら思ったことだった。

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