「一年の計は元旦にあり」
と言う。
正月になると、この言葉が毎年頭をよぎるが、どういう意味か正確には知らなかった。
で、調べて見ると、
《物事は初めが大事、しかも、しっかりした計画のもと着実に行えということ》
とある。
では、なぜ「物事は初めが大事」なのか。
ここがよくわからない。
で、さらに「初めが大事」の意味を調べてみると、
《最初にとった方法や態度があとあとにまで影響するので、よく考えて事を始めなければならないということ》
とある。
ウーム。
では、なぜ「最初にとった方法や態度があとあとにまで影響する」のか。
ここがよくわからんな。
で、類句に「始め半分」というのがあるので意味を調べてみると、
《何事も最初が肝心で、始めがうまくいけば事の半分は終わったようなものだから、慎重に始めよということ》
とある。
ウーム。
では、なぜ「始めがうまくいけば事の半分は終わったようなもの」となるのか。
ここがよくわからんな。
わからん、わからん、で元旦から頭を悩ませる。
となれば、今年一年は「わからん、わからん」で半分は終わることになってしまうではないか。
「一年の計」などと大上段に構えず、今年も「日々是好日」で生きていくベだろう。
このブログの『日々是耕日』という題名の「耕」は「好」を文字ったもので、
「気持ちを耕せば、日々はいくらでも好日になる」
という意味からつけてある。
気持ちを耕すとは、「気持ちを柔軟にする」ということなのだ。
今年もよろしくお願い申し上げます。