歳時記

自責、共責、公責

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大阪の吉村知事が「不急の入院延期」を緊急要請とか。
入院に「不急」があるのかどうか知らないが、このままでは医療崩壊の危機が迫っているのだそうだ。

イソジンの「うがい薬」、「大阪モデル」、緊急事態宣言解除の「前倒しの要請」など、さかんにコロナ対策をアピールしてきたが、どうなっちゃってるんだろう。

小池都知事も菅総理もこの一年間、「自粛」という同じセリフを繰り返すばかり。

子供に向かって「勉強しなさい」と小言を口にするのと同じで、
「何度、言ってもこの子はわからないんだから」

つまり、私は言うだけ言っているのだから、聞き分けのない子供が悪いと言う論理。
これ「責任回避」と言う。

ならばいっそのこと、
「みなさん、飲んで騒いで、お好きにどうぞ。あとは自己責任で」
と言えばいいのではないか。

これがまさに菅総理が言うところの「自助、共助、公助」ではないか。
いや、「自責、共責、公責」か。

いまの日本は「口舌の徒」が多過ぎはしないか。

空海は言う。
「言って行わずんば、何ぞ猩猩(しょうじょう)に異ならん」

猩猩は架空の動物で「人の言葉を理解し、人の顔や足を持ち、酒を好む動物」とされるが、人間ではない。
口先だけの人間は「猩猩」と同じだということ。

言行一致。
あらためてこの言葉を考えるのである。

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