一年の計は元旦にあり、で、
(よし、今年こそ!)
あれをやろう、これをやめようと、決意を新たにした人も少なくないだろう。
だが、この新たなる決意も長続きせず、
「三日坊主」
という言葉が脳裏をよぎり、意志の弱さに嘆息することになる。
だが、心配ご無用。
私もこれまでいろんな決意を新たにし、意志の弱さというものをいやというほど知らされて落ち込んだこともあるが、最近はそういうことはなくなった。
それは、以下のような「気持ちの流れ」でいくのだ。
まず「一年の計は元旦にあり」で、新年初頭に決意を新たにする。
これがうまく続いていけば、
「継続は力なり」
と自分に言い聞かせ、さらなる継続を目指す。
ところが、継続どころか、たちまち腰砕けになれば、
(なるほど、「三日坊主」とはうまいことを言ったもんだ)
と納得し、
(ならば今年は、「終わりよければ、すべてよし」でいこう)
すぐさま〝目標〟を切り替えるのである。
そうすれば、三日坊主の腰砕けで落ち込むこともなく、前向きに日々を生きていけるというわけである。
かくのごとく、人生というやつは、気持ちの持ちようでどうにでもなるのだ。
ともあれ、謹賀新年。
今年もよろしく。
「一年の計」と「三日坊主」
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