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「悪名は無名に勝る」という生き方
2008/1/29
大阪府知事選挙は、周知のとおり、橋下徹氏が圧勝した。 各メディアとも、勝因は「知名度」であるとする。 橋下氏の知名度については、選挙期間中からさんざん言われてきたことで、下馬評も「圧倒的な知名度 ...
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「蹉跌」と「敗者復活」
2008/1/27
「戦う政治家として、再び全力を尽くす」 安倍前首相が、地元選挙区の新春の集いで、そう挨拶したと今日のニュースが報じている。 (なるほどな) と、私は思った。 安倍前首相のことで納得したのではない ...
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KYが加速させる〝自己喪失〟
2008/1/25
「それって、KYじゃん!」 道場で、中学生たち数人が、何やらにぎやかに話をしている。 で、私はあえて訊いてみた。 「KYって何だ?」 中学生たちは、そんなことも知らないのか、という表情で顔を見合 ...
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人生に遅れを取ったときの心構え
2008/1/24
「自分は、そんなに悪い人間じゃない」 誰もが思っている。 盗人にも三分の理があるのだから、フツーの人がそう思うのは当然である。 だが、世間というやつは、本人が思っている以上に、厳しい目で見ている ...
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現状打破は、視点の数に比例する
2008/1/20
道場内にある仕事部屋まで、自宅から5分である。 たいてい歩いて行くが、荷物があるときはクルマで行く。 で、最近、つらつら考えるに、歩いて行ったときのほうが、仕事の〝立ち上がり〟が早いことに気がつ ...
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花粉症で悟る「不幸の本質」
2008/1/18
原稿にあきてきたので、いまインターネットでニュースを読んでいると、今年の春は、花粉症の人にとってヤバイという記事が配信されていた。 東京都によれば、スギ・ヒノキ花粉の量が去年の2倍から3倍近くにな ...
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主役をめざす人、脇役を喜ぶ人
2008/1/16
足の遅い人間がオリンピックの短距離ランナーを夢見るのは、不幸なことだ。 「夢を見る」のが不幸なのではない。 夢を見た結果、自分の非才に落ち込むとしたら、 「それは不幸ではないのか」 と、私は言う ...
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人生が楽になる――私の新刊
2008/1/14
今夜――正確には昨夜だが、我が昇空館の役員新年会があった。 新宿高層ビルの日本料理屋でやったのだが、紙製テーブルマットに墨痕で《喫茶去》とあった。 これを見て、私は思わずニッコリ、である。 な ...
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〝稽古始め〟に気分も高揚
2008/1/11
今日から道場が始まった。 空手を始めて40年近くになるが、いまだに〝稽古始め〟は気が引き締まる思いがする。 これまで――もっと若い時分は、「新たな年」を迎えるというのは〝敗者復活戦〟に臨むような ...
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プロの力量は〝手際〟にあり
2008/1/10
昨日は、講談社「KING」誌の取材があった。 「お金」をテーマにした〝自己演出術〟だ。 演出の要諦を一言でいえば、 「小金(こがね)はケチるな、大金(おおがね)はケチれ」 ということになろうか。 ...