歳時記

一年が、ようやく終わる

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 今年も今日で終わり。
「やれやれ」
 という気持ちである。
 何が「やれやれ」なのか、自分でもわからないが、「一年」という区切りがなければ、
(人生はしんどいだろうな)
 と思う。
 良くも悪くも一年がたてば、
「明けましておめでとう」
 と、人生をリセットし、
(よし、今年こそは)
 と、新たな一年が始まるのである。
 還暦になったせいか、暦(こよみ)に関心をもつようになった。
 たとえば一月は、旧暦で「睦月(むつき)」。
 正月に家族や親戚がつどい睦(むつ)みあう「むつぶ月」が「むつき」になったとされる。
 あるいは一月七日は「七草」で、これらを食することで一年間の健康を祈念した。
 それが迷信であれ、宗教行事であれ、そこに日本人の「生き方」や「人生」が見て取れるような気がするのだ。
 そんなわけで、明日から、このブログに「歳時記」を織りまぜてみたいと思っているのだが、さてどうなることか。

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