歳時記

愚妻の膝痛

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愚妻は前々から膝痛を持っている(どっちの脚だったか忘れた)。

かなり痛くなってきたというので昨日、整形外科へ連れて行ったら、ヒアルロン酸の注射を5回、週一のペースで膝に射つことになった。

日帰り温泉の送迎に加えて、新たに整形外科の送迎である。

「わしの晩年は愚妻の介護か」

嘆息すると、

「冗談じゃないわよ。あなたが何でもかんでもやらせるから、私の膝が悪くなったんじゃないの」

ものは言いようで、私は常に悪者にされるのだ。

まあ、それはいいとしても、さて注射日の予約をいつにするか。

通夜・葬儀は突発なので、前もって確実に空く日が「友引」か「その前夜」ということになる。

いつぞや書いたが、「友引」は火葬場が休みなので葬儀はなく、したがってその前日は葬儀はあっても通夜がなく、午後遅めであれば確実に空くというわけだ。

だが、「友引」は1ヶ月に4、5回しかないため、もろもろの予定がすでに入っている。
ここに注射の日をどう入れ込むか。

パソコン画面のダイヤリーを睨みながら、日時を動かしているのだが、これがなかなかうまくいかず、頭を痛めている。
愚妻は膝痛、私は頭痛なのだ。

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