歳時記

放射線治療が終わる

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今日で愚妻の術後の放射線照射が予定の30回となった。
取りあえず治療は終わりである。

私はいつも病院の駐車場で待っているので、医者とのやりとりは知らないが、これからは薬の服用だそうだ。

薬は10年間服用するそうだが、医者は、
「とりあえず5年続けましょう」
と言ったとか。

当然だろう。
「10年後となると、生きているかどうかわからないではないか」

私が言うと、愚妻がアッハハと笑っていた。
吹っ切れたのだろう。
結構なことだ。

結構ついでに、愚妻が前々から欲しがっていたスマートウオッチをアマゾンで購入してやった。
愚妻はこうした機器が大好きなのだ。

愚妻は喜んだが、困ったのは私である。
セッティングの仕方がわからないのだ。

ユーチューブを見るが、説明する若者がペラペラと、ウケ狙いで余計なことばかり言う。

頭にきて、ユーチューブはよして、わからないままスマホをイジリ、ウォッチをいじっていると、
「おッ!」

機能の一部だろうが、とりあえずセッティングできたのである。

私は何事もデタラメをやると、たいていうまくいく。
反対に、慎重を期すと失敗する。

「大事の思案は軽く、小事の思案は重く」
とは『葉隠』の一節だが、言葉を変えればそういうことになるのだろう。

ちなみに、いまふと気になって「デタラメ(出鱈目)」の意味を調べると、

《サイコロを振って、出たその目のままにする意。根拠がないこと。首尾一貫しないこと。いいかげんなこと。また、そのさまや、そのような言動》

とある。

まさにストレスフリーの生き方ではないか。
スマートウオッチをいじっていて、このことに行きついた。
「人生に無駄なし」である。

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