歳時記

暮らしにくさの実感

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 先月刊行した拙著『ヤクザ式ビジネスの土壇場で心理戦に負けない技術』(光文社「知恵の森文庫」)が重版になったとの連絡が今日あった。
 本書は以前、情報センター出版局で刊行した同題の本を加筆訂正し、光文社で文庫化したものなので、私のホームページ「新刊紹介」の欄には掲載していない。
 親本が7刷り、文庫化が2刷りと順調なスタートだ。
 同じく以前、情報センターで刊行した『ヤクザ式 ビジネスの「かけひき」で絶対に負けない技術』も加筆訂正し、昨年、光文社「知恵の森文庫」で文庫化したが、これもホームページの「新刊紹介」には掲載していない。
 こちらも親本15刷り、文庫化5刷りと好調である。
 最新刊『一瞬で勝ちをとる かけひきの技術』 (中経文庫)も、動きがいいと編集者が言っているので、期待しているところだ。
 それにしても、昨年4月からちょうど一年間で10冊出したが、単行本サイズが4冊、あと6冊は新書と文庫である。
 新書と文庫は、書店に出版社の棚が確保されているので、長く店頭に置けるということもあるのだろうが、この不景気。千円を超える価格の単行本は売りにくいのかもしれない。
 何だか暮らしにくい世のなかになってきたと、私のような〝極楽トンボ〟でさえ実感する。
 きっと、本当に暮らしにくくなったのだろう。
 困ったものだ。

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