一作日の日曜日、私の道場の稽古発表会を近くの小学校体育館で行った。
支部からも多くの参加者があり、また保護者の方々も早朝からおいでいただき、空手と古武道の演舞を行った。
幼児や小学校低学年の演舞を見ていると、
(あんなに一所懸命やっているんだから、稽古態度が少しくらい悪くても叱ったりしてはいけないな)
と、そんな気持ちになる。
これはたぶん、「寝た子の可愛さ」と同じで、ワンパク坊主の寝顔を見るときの親の心に通じるものがあるのだろう。
と同時に、私のように齢(よわい)を重ね、人生経験を経てくると、
(そう思いながらも、やっぱり道場では叱るんだろうな)
ということもわかっている。
今日の5時からは、幼児、1年生のクラスだ。
(叱るまい)
と思いつつ、さてどうなることやら。
このクラスは〝戦場〟なのだ。
稽古発表会
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