歳時記

東国原知事の発言に首をかしげる

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 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題の拡大で、いよいよ全頭処分が取りざたされ始めた。
 畜産農家は誠にお気の毒で、心中は察して余りある。
 政府の迅速な対応と救済が求められる。
 だが、その一方、東国原知事の対応はいかがなものか。
 記者会見でイラ立ち、涙を浮かべて、
「我々は毎日寝ずに話している。(マスコミは)対応が甘かったとか、防疫措置がどうかとかいうが、一生懸命やっている」
 とまくし立て、それがテレビで報じられた。
 私が首をかしげたのは、
「寝ずに一生懸命やっている」
 という言葉だ。
 なぜなら、地方自治体の長が非常事態に臨んで「一所懸命やる」のは当たり前だと思っていたからだ。
 こういうのを「子供の言い訳」というのではないか。
 東国原知事の「責務」は、畜産農家をどう救済し、県経済の影響を最小限に食い止め、さらに今後の対応を打ち出すことだ。
 その対応と責務を指摘されると、
「寝ずに一生懸命やっている」
 とイラ立ち、涙を浮かべる。
 所詮、彼は政治にはアマチュアであり、「宮崎のセールスマン」に過ぎないということなのだろう。
 今夏の参院選で〝タレント候補〟が林立する。
 タレントが悪いと言うのではない。
 政治家にも「プロ」と「アマ」がいて、一国の運命と、私たちの人生をアマチュアにまかせていいのかと、気になるのである。

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