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俳句の面白さは「一語」にあり
2011/6/20
芭蕉の有名な俳句。 『古池や蛙(かわず)飛込む水の音』 門外漢の私は、この句のどこがいいのかとこれまで思ってきたが、たまたま雑誌でこの句の解説を読んで、 (なるほど) と、感心した。 この句が ...
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雨に打たれるカタツムリ
2011/6/19
『蝸牛角上 何事をか争う』 という諺が、私は大好きである。 「蝸牛(かぎゅう)」はカタツムリのことで、「蝸牛角」は頭部からニョロリと突き出した角のことだ。 『壮子』の「則陽」篇に、 「かたつむりの左 ...
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聖徳太子と「一万円」
2011/6/18
聖徳太子のこんな言葉を知っているだろうか。 「我れ必ず聖(さかしき)にあらず、彼れ必ず愚(おろか)にあらず。ともにこれ凡夫(ただひと)ならんのみ」 聖徳太子が制定した『十七条憲法』の第十条に出てく ...
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愚妻を黙らせる
2011/6/17
私は、よく道を間違える。 旧知の道だから、カーナビは使わない。 だから間違え、助手席の愚妻が、 「ちょっと! どこ見て運転してるのよ!」 私を責めることになる。 かつては、 「しょうがねぇだ ...
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映芳爺さんの〝交渉術〟
2011/6/16
畑指南役の〝映芳爺さん〟は、雨の日以外は毎日、畑である。 雨が降った翌朝でさえ、 「畑に水をやってくるけん」 と言って出かけ、愚妻をあきれさせている。 私はこのところ忙しく、とても畑に行く時間 ...
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「絶対」というレトリック
2011/6/15
「原発は絶対に安全です」 と言って、国も電力会社も原発建設を推進してきた。 「絶対」 と言わなければ、国民の理解が得られないからだ。 だが、今度の原発事故によって、 「物事に絶対はありえない」 ...
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「睡眠」について考える
2011/6/14
昨夜、眠くなって8時ころにベッドに入った。 早寝、早起きである。 ところが、2時間ほどで目が覚めた。 まだ10時だ。 起きて仕事をしようかと思ったが、時間が不規則になるので、そのまま目をつむ ...
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九十九里の凧(たこ)
2011/6/13
1ヶ月ぶりに九十九里の仕事部屋に来ている。 昨日、例によって温泉健康ランドへ行き、露天風呂につかっていると、上空をエンジン付きのパラグライダーが3つ4つ、九十九里浜の上を気持ちよさそうに飛んでいる ...
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「悪」という冠
2011/6/12
政治家、弁護士、不動産屋。 「悪徳」 という冠(かんむり)よがよく似合う職業のベスト3である。 「悪徳政治家、悪徳弁護士、悪徳不動産屋」 声に出して言ってみて、これほどしっくりくる言葉も珍しいだ ...