道場前の歩道の下に下水の本管が走っているのだが、これが詰まって、マンホールから下水があふれ出した。
市役所に通報すると、市職員が駆けつけ、すぐに業者を手配。消防車のような専用車3台がやってきて処置した。
レンガのような脂の固まりが何個も詰まっていて、それが原因とのことだったが、マンホールの中に入ったり、キビキビ動く作業員の方々を見ていて、
(楽な仕事じゃないな)
と思った。
こういう方々のおかげでインフラが保守されていることに、改めて気がついた。
人間疎外だの、生き甲斐の喪失だの、自分探しだのと難しい顔をしている人が少なからずいるが、何ともノンキなことではないか。
自己主張ばかりするのではなく、
「社会の一員として自分にできることは何か」
ということを、いま一度考えてみることの大切さを、あふれ出た下水に教えられた次第である。
下水管が詰まる
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