どうも世の中、釈然としないことが多い。
安全性に問題があるオスプレイ機を、なぜ日本に配備させるのか。
原発再稼働もしかり
東電の対応もしかり。
大津市の〝いじめ自殺〟への対応もしかり。
消費税もしかり。
民主党の鳩山某も、小沢某もしかり。
僧籍にある立場で言うのも何だが、葬式代だって釈然としない。
高すぎる。
葬儀不要論は、葬儀が不要というのではなく、
「高い費用を払ってまで葬儀をする必要はない」
ということだろう。
週刊誌記者時代、冠婚葬祭業者が私に語ったことを、いまもよく覚えている。
「結婚披露宴の場合は挙式まで期間があるので、あれこれ費用を吟味するんですね。キャンドルサービスは不要だとか、両親に花束贈呈をカットするだとか言ってきます。ところが葬儀は〝待ったなし〟ですからね。営業的にオイシイんです」
費用のかからない葬式を、これから考えていきたいと思う。
オスプレイや原発については、私の力ではどうにもならないが、費用をかけない葬式ならできる。
今年の十二月で六十二歳。
何かひとつくらい世のなかのために。
来年は、そんなことに力を入れたいと思っている。
何だか釈然としませんな
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