歳時記

ブログ1000回である

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 このブログを書こうとして、今回が投稿1000回に当たることに、いま気がついた。
「だからどうした」
 と言われると返す言葉はないが、
「よくぞ書き続けたものだ」
 と感心したり、
「アホなこと続けてきたな」
 と自嘲してみたり、それなりの感慨はある。
「継続は力なり」
 とは言うものの、私のブログは、継続することに何の意味があるのだろうかと、正直、首をかしげているところである。
 ついでながら、畑も週2日ほどコンスタントに行くようになった。
 というのも、我が家の畑指南役である映芳爺さんが体調を崩し、入院しているからである。
 指南役が不在だからといって、畑を放っておくわけにもいかず、一念発起して愚妻と一緒に出かけているというわけだ。
 それにしても、女の馬力はすごい。
 収穫だけを楽しみにしていた愚妻が、いざ自分で野菜を作るとなると、驚くほどに熱心なのである。
「帰るぞ」
 私が声をかけると、
「あら、もう帰るの?」
 愚妻が険しい顔をする。
「畑仕事は無理してはいかんのだ」
「来たばっかりじゃないの」
「ばっかりかどうかは、主観の問題だ」
「じゃ、ホウレンソウだけ植えさせて」
「しょうがない。特別に許可しようではないか」
 そう言い置いて、私はクルマのなかで休んだ。
 今朝、畑でのことである。

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