歳時記

右脇腹の痛み

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ここ数日、再び右脇腹がシクシクと痛み始めた。
痛いこと自体はいっこうに構わないのだが、通夜葬儀でお勤めの最中に、
「痛テテテテ」
となったのではまずかろう。

そんなわけで、一昨日、昨日の通夜葬儀は、医者から「レスキュー」として処方された痛み止めを飲んで出かけた(鎮痛剤アレルギーを起こさない薬とかで、医者がそのことについて説明してれたが忘れた)。

おかげて痛みが出なくて助かったが、胆囊の摘出手術をして、ちょうど丸2年。
まさか2年たっても〝後遺症〟があろうとは夢にも思わなかった。

人体には不要のものは何一つないとはよく言われることだが、
「なるほど」
と納得。

もっとも、愚妻は機嫌が悪い。
「風呂友」がやはり胆囊を摘出したそうだが、元気一杯なのだそうだ。

「それなのに、どうしてあなたは痛くなるのよ」

嫌味なことを言う。

「胆囊を切除したことによって、大腸が引っ張られているからだ」
「じゃ、なんで私の友達は大腸が引っ張られないのよ」
「そんなこと知るか」

乳ガンの手術、そのあとの投薬で唸っていたくせに、ゲンキンなものではないか。
病気のときはおとなしかった愚妻は、元気になるにつれて〝舌好調〟なのである。
喜ぶべきか、それとも。

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