週末断食を始めて、「食べること」に関心が薄れてきた。
「食べる」は人間の大いなる執着なので、これが少なくなるということは、そのぶん気持ちが楽になるということなのだろう。
ポイントは「自分の意志」。
強制によって「食べられない」となれば、飢餓感がつのり、
「メシ食わせろ!」
と大騒ぎすることになる。
ということは、何事も「自分の意志である」と置き換えて考えれば、気持ちは楽になるということになる。
浄土真宗では「行」を否定するが、「行」の本質は、苦しいことに耐えるということよりも、「自分の意志でやる」にあるのだろう。
要は、いかにして「自分を飼い馴らす」か。
ここが大事なのだ。
自分を飼い馴らす
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