今日は、週末断食の初日である。
前日は消化のよいものを軽く摂(と)るのが基本だそうで、昨日は夕方にうどんを食べたきりで、本日は絶食だ。
しかも、昨夜は執筆と仕事部屋の片付けで、今朝の五時まで道場でごそごそやっていた。
当然ながら、腹は減る。
だが、食べたいとは思わない。
ガマンしているのではなく、
「食べたいと思わない」
と決めているからだ。
意志が強いというより、きっと自己暗示力が強いのだろう。
もっといえば、「腹が減った自分」を楽しむのである。
私は、たとえイヤなことや苦しいことがあっても、それを楽しむ。
だから、「苦」は転じて「楽」となる。
完全には「楽」になれなくとも、「苦」は少しは軽くなるのだ。
たかが週末断食だが、やってみれば、いろんな気づきがある。
小石だって、湖面に放れば細波(さざなみ)が立つ。
相変わらずの日々に、たまには小石を放ってみるのも悪くはない。
本日は絶食
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