一夜明けて、新年。
新年も、数えて62回目になると、さしたる感慨もなし。
これを「馴れ」と言うのか、「感性の鈍化」と言うのか。
昨夜は子、孫が遊びに来ていて、遅くまで飲んでいたようだが、私は8時にはベッドにもぐり込み、仏教本を読んでいた。
『紅白歌合戦』も楽しいだろうが、仏教世界にひとり心を遊ばせるのも愉快なものである。
今年は、『日々是好日(にちにち これ こうじつ)』をもじって『日々是「耕」日』をキィーワードに一年を過ごしてみようと思っている。
心を耕し、人生を耕し、縁を耕し・・・。
荒廃しつつある心と精神を、いま一度、耕してみようというわけだ。
「おい、どうだ」
愚妻に『日々是「耕」日』という今年の抱負を話して聞かせると、
「心を耕すのもいいけど、畑も耕さなくちゃねぇ」
新年を迎えても、愚妻の心は微動だにせず。
どこまでもリアリストなのだ。
今年の抱負
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