民主党に一本釣りされた浜田和幸議員が、
「一本釣りではない、一本勝負だ」
と、ことあるごとに触れ回っている。
自分では、
「こりゃ、いいフレーズだ」
と得意になっているのだろうが、アホなダジャレではないか。
『金色夜叉』のお宮さんは、ダイヤモンドに目がくらみ、将来を誓った恋人の貫一クンを捨てて高利貸しのもとに走るのだが、浜田議員は「総務政務官」に目がくらんで自民党を捨てたのだろう。
「宮さん、来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が・・・月が・・・月が・・・曇ったらば、宮さん、貫一はどこかでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ」
熱海の海岸で、お宮さんに向かって別れ話をするこのセリフは、あまりに有名だが、さて自民党は、裏切った浜田議員に何というのだろうか。
お金に目がくらみ、ポストに目がくらむ。
人間社会は、いつの時代も『金色夜叉』なのである。
人間社会は『金色夜叉』
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