歳時記

節電ということ

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 大阪府の橋下知事が、海江田経済産業相に噛みついている。
 海江田経産省が、九州電力玄海原発の運転再開を地元自治体に要請したことについて、
「電力が足りないと脅し、原発を推進させようとする経産省は、サインしなければ命はどうなるかわからないと迫る霊感商法と同じだ」
 というわけだ。
 私は電力関係について知識を持ち合わせていないが、
「本当に電力は足りないのか」
 という懐疑はある。
 政府、東電が信用できないからである。
 電力が足りなければ、何とかするのが政府と電力会社の責任であって、国民の節電に頼るのは本末転倒ではないか。
「国民が力を合わせて国難を乗り切る」
 ということに異論はもちろんないが、菅総理が無用に居座り、東電の対応に「誠意」が感じられない現状を見るにつけ、腹立たしくなってくる。
 そこで、
「おい、そうだろう!」
 愚妻に当たり、
「よし、この夏はエアコンをガンガンつけてやろうじゃないか」
 と息巻くと、
「あんた、電気代はダダじゃないのよ」
 愚妻にたしなめられた。
「電気の節約」ではなく、「電気代の節約」という視点から節電をとらえていることを知って、なんとなく複雑な心境になったのである。

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