歳時記

開票速報を不謹慎に楽しむ

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 予想どおり民主党の圧勝である。
 愚妻とテレビの選挙区速報を見ながら、
「おっ、あいつも落ちた!」
「こいつも落ちた!」
 不謹慎ながら、自民党の大物議員の落選を楽しんだ。
 まっ、サディスクティックな快感というやつですな。
 で、早々に就寝。
 明け方に起きてテレビをつけて見ると、小選挙区で続々落選だった大物議員が、比例代表で結構、復活しているではないか。
(なんだ、つまんねえ)
 と、これまた不謹慎に思ったものだ。
 麻生首相は敗因の一つとして、「毎年、総裁が代わらざる得ない状態」を指摘し、安倍、福田を暗に批判したが、当の福田は他人事のように、
「反省すべきところは反省して、これからやっていかなければならない」
 と、当選コメント。
 これじゃ、自民党が愛想をつかされるのも当然だろう。
 当選した者も落選した者も、自民党の各候補者の声を聞いていると、
「自民党が悪いのであって、オレが悪いわけじゃない」
 という居直りを感じる。
「こんな会社、しょうがねぇな」
 という不満と同質のものである。
 自分たちが組織を維持するという気構えがなく、組織に寄りかかっているから、そう思うのだ。
 組織という御輿(みこし)はみんなで担ぐものであって、それにブラ下がる人間が増えれば、御輿が地に落ちるのは当たり前なのである。
 それにしても、
「みなさんのおかげです!」
 と、ペコペコと頭を下げるのは今だけ。
 明日から「先生」と呼ばれ、エライ人になるのだ。

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