歳時記

京都教育大生の事件に思う

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 京都教育大生の集団準強姦容疑。
 しかも、それを周囲の学生数人が見ていて止めなかったという。
 こんな学生が教師になっていくことを、私たちはどう受けとめたらいいのだうか。
 かつて教師は「聖職」と言われた。
 勉強を教える前に、自分自身の「人間性」と「生き方」が問われる職業であるからだ。
 彼らには、その自覚の一切がないのだろう。
 だが、
「卑劣な連中だ」
 と非難する一方で、私は我が身を振り返る。
 空手の指導者として、僧籍にある者として、保護司として、自分は天に恥じないだけの生き方をしているだろうか。
 自問自答し、私は沈黙する。

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