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秋に果実を穫りたければ、春に種を蒔け
2007/2/6
「蒔(ま)かぬ種は生えぬ」 これは高校時代に、私が担任から言われた言葉である。 「もっと勉強しろ」 と諭してくれたわけだ。 だが、私は、 「先生、タンポポを見てよ。種なんか蒔かなくても、ちゃんと ...
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講演のあと、「人間関係」について考えた
2007/1/30
昨日、東京商工会議所品川支部の依頼で、「殺し文句」についてセミナー講演をした。 「殺し文句」とは、人を納得させ、行動に駆り立てる技術である。私は心理学者ではないので学問的な話はできないが、これま ...
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「欲のバルブ閉鎖」をもって悟りとす
2007/1/28
人生とは、モノを獲得し、所有していくことである。 オギャーと生まれて、まず生きるための知恵を身につける。だから腹が減れば泣いて親に知らせる。 学校に上がってからは、勉強を通じて知識を得る。損得と ...
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人の心は〝ブラックボックス〟
2007/1/17
人間には、「理性」と「感情」が同居している。 だから、やっかいなのだ。 (あの野郎、虫が好かねえな) と、心のなかでは思っていても、利害関係にあれば、 「お世話になっています」 理性で、ニッコリ ...
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コンプレックスは解消することができるか
2007/1/15
背の低い男がいた。 子供のころから「チビ」のあだ名で呼ばれていた。 高校生になって恋をして、フラレた。 「背が低いから」 それが理由だと人づてに聞いた。 このときから彼は、コンプレックスに苛 ...
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年頭の覚悟は「のたうつ1年」
2007/1/4
1年前の正月から、このブログを書き始めた。 その最初のメッセージに何を書いたのかと思い、バックナンバーを見てみると、「正月は人生のリセットである」と書いている。 《だから今年は、いろんな時節をとら ...
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短い人生、そんなに急いでどこへ行く
2006/12/28
昨夜、上海旅行から帰ってきた。 カミさんと一緒で、しかも2泊3日というあわただしい旅行であったが、片道3時間前後のフライトであれば、国内旅行のようなものである。 上海は私は2度目で、前回は数年前 ...
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クリスマスイブに思う
2006/12/25
今日はクリスマスイブ。 これまでジングルベルが街に流れていても気にならなかったが、得度して僧侶のになった今年は、何とも耳について仕方がない。 宗教的な意味合いで、日本人がクリスマスを祝うのではな ...
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「本論」より「余談」を大事にすべし
2006/12/16
昨日は午後から『Big tomorrow』誌の取材があった。 週刊誌記者時代、私は「取材する側」で、「使える話」が引き出せるかどうかは、取材する側の力量だと思っていた。 ところが「取材を受ける側 ...
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人生もまた「時宜」を得て花開く
2006/12/13
この日曜日に沖縄で古武道の演舞会があって、我が昇空館から、私を含め十余名が参加した。これで今年の行事はすべて終わり、あとは二十三日の稽古納めと忘年会を残すのみとなった。 年内渡しの原稿も一段落で、 ...