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〝宝の山〟は足下にあり
2006/8/14
80歳を迎えた師匠が、私に言った。 「人生なんて、過ぎてみればあっという間だな」 知人が、私に言った。 「もう10歳若かったら――とね。つくづく思うんだ」 知人は86歳だ。 55歳の私が、青年 ...
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易(やす)きものに価値なし
2006/8/8
「価値」に「絶対値」はない――これが私の考え方である。 たとえば、鯨肉(げいにく)。 私が子供のころは牛肉が高くて、鯨肉(げいにく)を〝代食〟していた。 ところが、いまはどうか。 鯨肉、高価で ...
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嫌われるなら、青大将よりコブラになれ
2006/8/4
今日は暑い一日になるという予報だったので、早朝5時前に起床して畑へ行った。 畑に行くメンバーはいつも三人だ。 私のオヤジと、カミさんと、そして私だ。役割がそれぞれ決まっていて、畑の知識があるオヤ ...
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面白がれば、人生もまた楽し
2006/7/28
学生時代、金はないが、時間はあった。 要するにヒマなのだ。 「なんか面白いこと、ないっスかね」 酒をご馳走になりながら、OBにボヤいたら、 「バカヤロー。人生、そうそう面白いことがあってたま ...
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言葉の〝手形〟に気をつけるべし
2006/7/22
人間は「言葉の生き物」である。 特に日本では、「言霊(ことだま)」といって、言葉には霊が宿るとしている。 たとえば、父親の帰宅が遅いとする。 息子が、 「交通事故にでもあってんじゃねえか」 ...
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リスクを承知で〝大風呂敷〟を広げてみたまえ
2006/7/17
大風呂敷――胸躍る言葉ではないか。 男たる者、大風呂敷のひとつも広げられないでどうする。 「オレの大風呂敷で、地球を包んでやる」――といった気構えは欲しいものである。 だが、注意すべきは、「ハッ ...
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51対49の人生をもって最上とすべし
2006/7/10
「一般大衆の持っている金を22とすれば、金持ちのそれは78である」――と喝破したのは、日本マクドナルドの創業者にして超リッチマンの故藤田田氏で、「金を儲けようとするなら、金持ちを相手すべし」と説く。外 ...
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人生勝利の要諦は「自分を知る」にあり
2006/7/4
「誰にでも何らかの才能がある」――ホスト界のカリスマ社長・愛田武氏の言葉である。 拙著『ホストの実戦心理術』の執筆に際し、知人の紹介で愛田社長にお目にかかったときに、そうおっしゃった。 なぜ、愛田社 ...
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畑を耕して気づいた「子育て」と「親」
2006/6/28
今朝は5時起きで畑へ行った。 まだ少量だが、キューリやコマツナ、ホウレンソウなど収穫がある。心配したカボチャも可愛い花をつけ、元気一杯である。サトイモ、ナス、ラッキョ、アシタバ、ネギ、ピーマン、落 ...
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予選で敗退した「サムライブルー」の真価
2006/6/23
ジーコ・ジャパンがブラジル戦に完敗し、予選敗退した。 すっきりしない。 負けたからではない。 「よくやった!」 と拍手を送る気がしないのだ。 なぜだろう。 たぶんそれは、日本の選手から「必 ...