「歳時記」 一覧

no image

歳時記

「責務」の正体

2011/5/11  

 茨城県土浦市役所が3職員を処分した。  報道によれば、福島第1原発事故の直後に有給休暇を取って県外へ〝避難〟し、「これでは市民の理解得られない」ということが理由だという。  これには、いろいろ考えさ ...

no image

歳時記

マッサージ台で「ゴルフ問題」を考える

2011/5/10  

 マッサージに行って、いま帰ってきた。  根を詰めて書くと、首から肩まで凝るからで、週に一度は行くようにしている。  マッサージ中は、露天風呂やサウナと同じく、いろんな企画やアイデアが浮かんでくるので ...

no image

歳時記

ユッケがなくても生きていけるのだ

2011/5/9  

 日本人が牛を食すようになったのは、明治の文明開化以後のことだ。  それまでは、不殺生という仏教思想によって獣肉を忌み嫌い、食べなかった。  ところが、ご時世とは怖いもので、食生活がコロリと一転。牛肉 ...

no image

歳時記

啄木の「じっと手を見る」を考える

2011/5/8  

『はたらけど はたらけど猶(なお)わが生活(くらし)楽にならざり ぢっと手を見る』  とは、石川啄木のよく知られた詩である。  この詩に接したのは中学時代だったか。 (へぇ、人間は絶望したときに、じっ ...

no image

歳時記

浜岡原発停止は「英断」か

2011/5/7  

 菅首相が、中部電力浜岡原子力発電所の全面停止要請という異例の措置に踏み切った。 「政権の信頼回復を狙った」  との声があるものの、「よくやった」の声は強い。  もっとも、福島原発の危機状態がつづくな ...

no image

歳時記

「車の運転」という「生き方」

2011/5/6  

『在家仏教』6月号に、形山睡峰師(無相庵菩提禅堂庵主)のこんな言葉がある。  聞き手である金光寿郎氏(元NHKチーフディレクター)との対談で、形山師は車の運転を例に引きながら、こう語ってらっしゃる。 ...

no image

歳時記

「鯉のぼり」を意地悪く眺める

2011/5/5  

 今日は「端午(たんご)の節句」である。  子供のころ「団子の節句」と聞き間違え、団子は秋の「お月見」と2回あるものと思っていた。  ウソのような本当の話である。  そう言えば、やはり子供のころ、「バ ...

no image

歳時記

われは悪(わろ)しと思う人なし

2011/5/4  

 鳩山前首相が、菅総理を「無責任」と批判したそうな。  政治家には「想定外」という発言は許されず、この言葉を使う菅総理は無責任というわけである。  私も、そう思う。  この発言は正しい。  だけど、発 ...

no image

歳時記

愚妻のヒザ痛と「お釈迦さま」

2011/5/3  

 愚妻が、ヒザ痛を訴える。  訴えるといっても、私の胃痛のときのように、 「痛テテテテ」  と素直に口にするわけではなく、私の前で足を引きずり、無言のアピールをするのだ。  で、やむなく、 「どうした ...

no image

歳時記

今日は「八十八夜」

2011/5/2  

 今日は「八十八夜」である。 「88夜」と書くと、どうもしっくりこない。  日本文化の伝統行事は、やはり和数字でなくちゃ気分が出ないものである。 「八十八夜」は立春から数えて八十八日目のことだが、昔か ...

Copyright© 日日是耕日 , 2024 All Rights Reserved.