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愚妻を黙らせる
2011/6/17
私は、よく道を間違える。 旧知の道だから、カーナビは使わない。 だから間違え、助手席の愚妻が、 「ちょっと! どこ見て運転してるのよ!」 私を責めることになる。 かつては、 「しょうがねぇだ ...
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映芳爺さんの〝交渉術〟
2011/6/16
畑指南役の〝映芳爺さん〟は、雨の日以外は毎日、畑である。 雨が降った翌朝でさえ、 「畑に水をやってくるけん」 と言って出かけ、愚妻をあきれさせている。 私はこのところ忙しく、とても畑に行く時間 ...
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「絶対」というレトリック
2011/6/15
「原発は絶対に安全です」 と言って、国も電力会社も原発建設を推進してきた。 「絶対」 と言わなければ、国民の理解が得られないからだ。 だが、今度の原発事故によって、 「物事に絶対はありえない」 ...
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「睡眠」について考える
2011/6/14
昨夜、眠くなって8時ころにベッドに入った。 早寝、早起きである。 ところが、2時間ほどで目が覚めた。 まだ10時だ。 起きて仕事をしようかと思ったが、時間が不規則になるので、そのまま目をつむ ...
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九十九里の凧(たこ)
2011/6/13
1ヶ月ぶりに九十九里の仕事部屋に来ている。 昨日、例によって温泉健康ランドへ行き、露天風呂につかっていると、上空をエンジン付きのパラグライダーが3つ4つ、九十九里浜の上を気持ちよさそうに飛んでいる ...
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「悪」という冠
2011/6/12
政治家、弁護士、不動産屋。 「悪徳」 という冠(かんむり)よがよく似合う職業のベスト3である。 「悪徳政治家、悪徳弁護士、悪徳不動産屋」 声に出して言ってみて、これほどしっくりくる言葉も珍しいだ ...
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「非日常」の演出
2011/6/11
以前、風水でお馴染みのドクター・コパさんと仕事をしたときのことだ、 コパさんが、こんなことをおっしゃった。 「仕事をしていてアイデアに詰まったりすると、私はわざとピーマンと酢の物を食べます」 な ...
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「自分に打ち勝つ」と言うこと
2011/6/10
病気になっても、自分では治せない。 不安に襲われたとき、それを払拭するのは至難のワザだ。 自分の身体でありながら、自分の心でありながら、「自分」は「自分」に対して、まったく無力なのである。 お ...
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不毛の論議
2011/6/9
私と愚妻は、「言った」「聞いていない」という論争が日常茶飯事である。 先日、午後から雨が降ったときもそうだ。 私は所用で外出していて雨に濡れたので、帰宅して愚妻を厳しく叱責した。 「なぜ、雨が降 ...
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「どっちゃでもええがな」の人生観
2011/6/8
『両忘』(りょうぼう)という禅語がある。 「対立する価値観のどちらにも与(くみ)せず自由な心でいよ」 という教えだ。 つまり、 「ことの善悪はすぐに正しい判断が下せるものではないので、曖昧なことも ...