歳時記

「休日」の過ごし方

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毎週火曜日は私の休日である。
法務がない限り、この日は執筆など仕事はしないことに決めてある。

とはいえ、毎日、何くれとなく忙しく、仕事が遅れ遅れになっている現状を考えると、休日だからといって仕事をしないわけにはいかない。

だが、人生はとどのつまり、時間が足りないようにできているのだ。
あくせくするのはやめ、休日はしっかり休むべきだ。
そう思い直し、昨日の火曜日はしっかり休日とした。

玄関先の石階段を補修すべく、ホームセンターへセメントの補修材を買いに行ったが、雨が降るという予報なので作業は後日とし、外食して帰宅。

石階段を補修するかわりに、自宅の壁紙の補修をした。
慣れぬことゆえ、白い接着剤がスエットのあちこちに付着。
接着剤なので落ちない。

「気まぐれで余計なことするから。もう着れなくなっちゃったじゃないの」

愚妻が何とも投げやりな口調で言う。

壁紙の補修の次は、庭に「巻きワラ」を立てる。
これを叩いて拳を鍛えるのだが、「巻きワラ」を立てるのは20年ぶりだ。
坊さんが拳ダコを作っていたらみっともないだろうと思い、「巻きワラ」はこの20年つくらず、いっさい叩かなかった。
それがなぜか急に叩きたくなったのだ。

「気まぐれで余計なことするんだから」

愚妻が何とも投げやりな口調で言う。

拳ダコができないよう、サンダルをヒモで巻きつけ、底のやわらかい部分を叩くことにした。
われながらグッドアイデアではないか。
そのあと、そそくさとウォーキングに出かけ、帰宅して入浴。

8時になると、
「ちょっと、定刻だわよ」

愚妻が私を居間から追い払い、自室に引きあげて就寝。

これで私の休日は終わり。
人生と同じで、過ぎてしまえばあっけないものだ。
これなら原稿を書いているほうが充実しているのではないか。

いやいや、これまた人生と同じで「迷い」は大敵。
決めた以上、火曜日は休日にするのだ。

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