歳時記

アンデルセン公園

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ヘソの傷も、ほぼ治癒である。
天気は秋晴れ。
コスモスが見たくなった。

「おい、行くぞ!」
今朝、愚妻に命じ、船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」に行ってきた。

自然豊かな広大な公園で、子供のためのアスレチック施設や子供美術館があり、ボートも漕げる。
拙宅から40分ほどで、距離もちょうどよい。

料金案内を見ると、入場料は900円だが、65歳以上は無料と書いてある。

「年寄りはタダなの?」
係員に問うと、
「そうです。年齢がわかるものをご提示ください」

私が免許証を見せ、続いて愚妻も免許証を見せた。
ペーパードライバーのクセに、身分証明書がわりに持っているのだが、提示しろと言われたのは私だけで、愚妻は言われなかった。

ここがポイントなのだ。

「おい、わかるか」
愚妻に教えてやる。

「私は年齢証明がなければ年寄りに見られないのだ。しかるに、おまえは提示を求められなかった。なぜなら、外見でそうとわかるからだ」
「ちょっと、あれは二人に言ったのよ!」

入場口からモメてしまった。

敷地が広いのであちこち歩かず、スマホの歩数が5千歩になったところで切りあげ、公園内でアイスクリームを食べて早々に帰った。

それでも気分転換にはよかった。

遠くへ旅行しなくても、きれいな花を見ながら歩くだけでじゅうぶん。
豪華なディナーを食べなくても、ベンチに座って秋風に吹かれながらアイスクリー食べるだけで至福である。

このブログでふれたように、4泊5日の入院でガラリと人生観が変わった。

「どうだ、贅沢することがちっとも楽しくなくなってきたな」
愚妻に言うと、
「そう? 贅沢は楽しいけど」

入場のときの〝免許証〟が尾を引いていているのだろう。
不機嫌な顔で異を唱えるのだ。

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