昨朝、ひがえり温泉にタオルを忘れていった。
貸しタオルがあるが、自分用の気にいったタオルとバスタオルを持参することにしている。
したがって、いつも手提げバックが二つ。
一つはノートパソなど仕事関係、もう一つにタオルや髭剃り、歯磨き、そしてミネラルウォーターなど入浴関係。
で、昨朝。
手提げバックをクルマのトランクにいれるとき、
(なんかヘンだな)
と思いつつ、気にもせず出発。
日帰り温泉の脱衣所で裸になり、湯船に向かおうとして、
(あれ? タオルは?)
ここで、バッグを一つ持参するのを忘れてきたことに気がついた。
しょうがない。
脱いだばかりの洋服を着てフロントにいき、タオルとバスタオルを借りた次第。
風呂から上がってきた愚妻にこのことを告げると、
「私も、なんかヘンだなと思っていたのよ」
アッケラカンと言うのである。
人間の直感は侮(あなど)れない。
「直感はあやまたない。あやまつのは判断である」
とはバクチの金言だが、私たちの日常生活にも言えるのだ。
(なんかヘンだな)
と思ったときに、
(なぜだ)
と、立ちどまって考えるべきだと反省した日帰り温泉であった。