歳時記

ヘンな目で見られている

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 〆切の都合で、一昨日から昨日の朝6時まで22時間、パソコンに向かって原稿書き。
 久しぶりの徹夜である。
 しかも2時間ほど寝ただけで、クルマを運転して埼玉に打ち合わせに出かけた。
 さすがに疲れたので、夕方、帰宅するとマッサージ店へ。
 施術中、眠っていた。
 終わったところで起こされ、
「お疲れですね」
 と、馴染みの担当者が訊く。
「徹夜をしたんだ」
「年度末だとお忙しいんですか?」
「いや、一年中、忙しいね」
「そうですか」
 そのあと、彼は沈黙。
 私の頭がスキンヘッドで、怪しい雰囲気でもあるのか、何をやっているのか直接的には訊かないで、時折、そんな探りを入れてくる。
 私は面白がって、わざと「謎の雰囲気」で接している次第。
 そう言えば、うちの娘が中学生のころ、学校の先生に父親の職業を問われて答えられず、
「お父さんの仕事、何やってるの?」
 と、帰宅して愚妻に訊いたそうだ。
 家でゴロゴロしていたり、朝帰りしたり、地方へ飛んだり、酔っ払って帰ったり。
 父親というのは朝、電車に乗って会社に行くものだと思っている娘は、頭が混乱したのだろうと、愚妻が言っていた。
「何十年たっても、ヘンな目で近隣に見られている」
 と愚妻が非難がましく言うので、
「よし。明日から輪袈裟をして、坊さんの格好で歩いてやる」
 と言ったら、
「やめてよ。もっとヘンな目で見られるから」
 バチ当たりなコトを言うのだ。

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