歳時記

「日々新た」という忘却

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アベノマスク、早く届かないかな。
国民全世帯に行き渡るのだから、日にちを決めて「アベマスクの日」とし、みんなが一斉に掛けたらどうだろう。

愉快で、楽しくて、大笑い。
国民はきっと元気になることだろう。

安部総理に感謝し、間違っても「アベノ〝マヌケ〟」などと不謹慎なことを言ってはならないと、今朝、愚妻に言明したところである。

小池知事は7月の知事選をニラんで、連日、テレビに出ずっぱり。
批難の声も上がり始めた。

テレビのコメンテーターも、連日、同じようなことをしゃべっているので、そろそろ見飽きてきた。

東京オリンピック開催問題の大騒ぎから何年もたった気分。
五輪貴族のバッハさん、どうしてらっしゃるんだろう。

『苟(まこと)に日に新たに、日々に新たに、又た日に新たなり』
とは、中国古代の殷王朝を開いた湯王(とうおう)が自戒のため、自分の使用する洗面盤に彫った言葉だとか。

湯王は善政で知られるから、きっとマジメだったのだろう。
私たちはわざわざ洗面盤に彫らなくても、節操なく「日に新たに、日々に新たに、又た日に新たなり」で生きている。

いつの時代も「大変だ、大変だ!」と叫びながら、「日々新た」で忘れていく。
いずれコロナもそうなるのだろう。

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