日焼けを懸念する愚妻のために、グーグルマップで調べ、新コースを設定。
昨朝、新コースを歩いてみたところが、
「ちょっと、こんな長い坂道、歩けないじゃないの」
愚妻がブーブー言うので、
「ヘビだ!」
「ワーッ!」
脅かしたら、いっぺんに元気になった。
「火事場の馬鹿力」は本当なのだ。
ということは、自分を「火事場」に追い込めば、「馬鹿力」を発揮することができるという理屈になる。
ならば、いかにして自分を「火事場」に追い込むか。
「この方法論は書籍企画のヒントになるのではないか」
ピピピピッと、そんなことが閃(ひらめ)いたのだった。
かくのごとく、行住坐臥、私の頭は、寝ても醒めても仕事をしているのだが、愚かな妻にはそこがわからず、
「なまけ者で、極楽トンボで、ワガママ放題に生きていて、あなたほど幸せな人間はいないわよね」
と、ことあるごとにバチ当たりなことを言う。
嘆くまい。
いつの時代も、ホンモノは報われないのだ。
今日は保護司会の総会と研修、そのあと懇親会。
夜、疲れて帰宅した私に、
「ちょっと、明日のウォーキングは畑に行かない?」
愚妻が、底抜けに明るい声で言う。
何とかして自分を「火事場」に追い込まなくては、明朝のウォーキングは力が出そうもないのだ。
ウォーキングの新コース
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