日曜の夜から九十九里の仕事場だ。
「用がないのなら九十九里へ行け」
という愚妻の強い要求で、出かけてきた。
追い出されたのだ。
それで昨日も今日も、昼間、近くの温泉旅館へ出かけて、屋上の露天風呂へ浸かった。
客は誰もいない。
ウィークデーの昼間に露天風呂に浸かるヒマ人は、そうはいまい。
「至福の一時」
と思いかけて、こんなことを「至福の一時」とするようでは志が低すぎると、反省反省。
これからは特段の用事がない限り、仕事部屋へ籠もることにしよう。
羽を伸ばす愚妻の笑顔が目に浮かぶようだ。
二日続けて露天風呂
投稿日: