歳時記

健康を競う

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東京のコロナ感染の拡大。
ホント、これからどうなるんだろう。
中学校の体育館がお盆明けから使用できるそうなので、稽古の再開を予定しているが、先行き不透明な感じである。

秋は合宿や大会、同窓会など行事が多く、次々とドミノ倒しのように中止になっていく。
時間ができて私としては結構なことなのだが、身体が鈍るのはマズイ。
一定の年齢になると、運動不足はたちまち身体に影響するのだ。

そこで一念発起。
昨日、マッサージに行く道中、
(もうマッサージはやめだ)
と決心した。

マッサージに頼るのではなく、身体を動かすべきだと気づいてのである。

で、マッサージを受けながら、いつもの担当者に言った。
「マッサージに頼るのはよくないな。やはり身体を動かすべきだと考えを変えたんだ。どう思う?」
曖昧な返事をしていた。

帰宅して、このことを愚妻に話したら、
「そんなこと、マッサージに行って言う人がありますか」
怒られた。

怒ったあとで、日帰り温泉に行ったらしっかり電気風呂に入れだの、身体をマッサージしろなど、うるさく言って、
「私なんか寝る前は、ベッドでいろんな健康体操しているんだから」

知らなかった。
ひそかに長生きを目論んでいるのだ。
私も負けずに健康体操だ。
夫婦の溝は、こういう競い合いから始まるのだろうと納得したのである。

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