歳時記

一周忌法要

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今日は都内のメモリアルで、「一周忌・納骨法要」のお勤めをした。
愛別離苦は逃れられない苦しみとはいえ、我が身の無常に思いを致せば、
いろいろ考えさせられることである。

一昨日来、台風の大雨が懸念されていたが、一転、30度を超す猛暑。
10月から衣替えなので、一周忌法要のホールはともかく、納骨法要の墓前は暑かった。
20名ほどの参列者で、年配の方もいらっしゃり、なるべく時間をかけないように読経させていただいた。
何事も「経験にまさる師なし」を実感する。

明日は、空手の市民大会。
千葉県下から多数の選手参加があり、750名になるそうだ。

そろそろ大会に顔を出すのはやめようかと思っているのだが、うちの道場から40数名出場するし、保護者の方々に補助役員をお願いもしている。
私が行かないのでは失礼にあたると思い、もうひと踏ん張りである。

12月で68歳になる。
これから何に力を傾注していくかあれこれ考えているが、ひょいと、
「残りの人生を考えれば、いまさら考えてもしょうがあるまい」
と苦笑である。

私が得度したのが56歳の時で、いまもそうだがずっと仕事が忙しく、ここへきて少しとはいえ、法務をする精神的な余裕ができてきた。

晩年に何をするか考え、実行に移して12年がかかっている。

第2の人生スタートは50代であると、いまつくづく思うのである。
そんな本でも書きたいとも思うが、さてどうしたものか。

壁の時計を見やりながら、これから明日締め切りの「アサヒ芸能」の連載コラムを書く。
明日、大会がなければ他の執筆もしたいのだが、睡眠不足では、まる一日本部席に座っているのはつらいだろう。

人生、お金と時間は足りないようになっているのだ。

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