歳時記

今日はテレビ取材

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 今日は午後から、TBS『ビビット』(朝8:00~)の取材があり、撮影クルーが道場に来てくれた。
 テーマは『進次郎と角栄の共通点』。
 上路雪江リポーターのインタビューに、私が答えるという形だった。
 明日の放送である。
 来年は角栄生誕100年であり、今度の総選挙で進次郎人気はさらに高まった。
 私は現在、「週刊アサヒ芸能」で『角栄と進次郎「人たらしの遺伝子」』という連載コラムを持っているが、両者には確かに共通するものが多く、二人の共通項は人間関係術として私たちの参考になるものと自負している。
 ちょうど今日は、拙著『角栄の流儀』の発売日である。
 ノンフィクション・ノベルの形式で書いた。
 私自身、角栄本は何冊か書いているし、世間にあふれているが、角栄の素顔と魅力に迫るにはノンフイクションでは限界を感じ、「ノベル」を加味する方法論をとってみた。
 単に「ノベル」の要素では読み物として平板になるので、私の得意分野である「ヤクザ式」の視点から書いた。
 この試みがうまくいけば、いろんなテーマに応用できるものと楽しみにしている。
 先週の日曜日は、都内のお寺で報恩講に出勤した。
 執筆だけでなく、坊主活動を本格化させるつもりでいる。
 住職から課題も出され、練習しておくようにと言われた。
 時間をどうヒネリ出すか。
 12月下旬の〆切が2冊続くこともあり、早朝ウォーキングはとりあえず中止にしようと、いま決めたところだ。
 僧籍を得て十年。
 そして、この歳になってみて、仏教の面白さがようやくわかってきた。
 世俗の垢(あか)にまみれた私だからこそ書ける「仏教」があるのではないか。
「進次郎と角栄」についてインタビューを受けつつ、なぜか唐突にそんな思いがよぎったのである。 

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