曇り空が続くが、早朝ウォーキングにはちょうどいい。
ウェアも何着か新しく購入し、赤、青、緑の上下がそろい踏みである。
それに合わせて、カラフルなバンダナも用意。
靴も、鮮やかなグリーン。
ウォーキング用に、安価だが極薄の腕時計も買ってある。
そして、ステッキを手に、背にたすき掛けのボデーバッグ。
ボディーバッグにはペットボトル、塩飴、携帯、タオル、ティツシュなどが入れてある。
これで1時間のウォーキングである。
「ヘンな人が歩いていると思われているわよ」
と愚妻はイヤ味を言うが、構うことはない。
生きたいように生きるのだ。
今朝もそうだが、帰宅すると、入れ違うようにして愚妻が近所にある温泉に出かけていく。
露天風呂は、日が昇る前に入らないと日焼けするのだそうだ。
「いまさら」
という言葉を吞みこんで送り出す。
無用のトラブルは避けるのが賢者なのだ。
私は早朝ウォーキング、愚妻は早朝温泉。
一つ屋根の下に暮らし、お互いがそれぞれの役割をこなしながら、別のことを楽しむ。
ある年齢を過ぎれば、こういう生き方が精神衛生にはよそさうである。
別々の楽しみ
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