いまの季節は、早朝ウォーキングには、とても気持ちがいい。
今朝もカラリと晴れた青空に、鳥たちの囀(さえず)り。
広々とした田んぼの上を、モンシロ蝶がヒラヒラと舞っている。
ウォーキングしながら、蝶はあのヒラヒラゆえに、動作がノロくても鳥に捕食されないという話を思い出した。
ヒラヒラとあっちこっち飛ぶため、方向の予測がつかず、鳥も捕食しにくいのだそうだ。
人間も同じで、早く飛ぶばかりが能じゃない。
ノンキに、気ままに、ヒラヒラと生きていくことこそ、ハッピーになる要諦なのかもしれない。
「アメリカ、ファースト!」
「都民、ファースト!」
と叫ぶのもいいが、もっと気楽にヒラヒラでいいのではないかと、ウォーキングしながら思うところである。
トランプさんも、アベさんも、コイケさんも、権力闘争の何がそんなに面白いのだろうと、ヒラヒラ志向の私は首を傾げるのだ。
愚妻に言わせば、そんな私は「怠け者」ということになるが、
「怠けてなお、こうして生きいられる」
という事実こそ最大の幸福ではないかと、私はひそかに思っているのだ。
「怠け者」という幸福
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