今日は道場の「稽古始め」。
毎年のことだが、子供たちは笑顔でやってくる。
しばらく休んでいたため、「初心」にもどるからだ。
ところが、笑顔はせいぜい二週間。
やがて、
「稽古、やりたくないな」
ということになる。
このことから、武道では、
「初心忘るべからず」
と教え、真宗においては、
「一つことを幾度聴聞申すとも、珍らしく、始めたるようにあるべきなり」
と蓮如上人は説く。
裏返せば、こう戒めなければならないところに、人間の飽きっぽさがあるということなのだろう。
さらに裏返せば、
「飽きっぽい人ほど、人間らしい」
ということになる。
となれば、私は人間らしさにおいて、誰にも負けないということになる。
すぐ飽きてしまうことを「三日坊主」と世間に言うが、私は「二日坊主」なのだ。
私は「二日坊主」
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