昨日は、僧侶の大先輩であるF氏とお茶を飲み、信心のこと、葬儀のこと、僧侶のなすべきこと、人生のことなど、お話しをうかがった。
僧侶の活動として、あることを企画しているのだが、F氏のアドバイスを、
「いまのまま進め」
というふうに勝手に解釈し、意を大いに強くした次第。
まだ準備段階なので、実際に活動が始まったら、このブログでご紹介したい。
F氏のお話に加え、桜が開花したせいもあってか、昨日は気分が軽やかで、子供たち相手の稽古にも熱が入る。
「館長、頑張るね」
と、小学生の女の子の一人が言えば、
「歳なんだから無理しないで休んだら」
と別の女の子。
そのうち、
「頭だけ剃って、どうして眉毛は剃らないの?」
と言い出す始末。
女は、小さいときから「口うるさい女房」に育つようにできているのではないかと、ふと思う。
そういえば、野菜のタネはどれも同じに見えながら、ダイコンはダイコン、ニンジンはニンジンに育つではないか。
そんなことを考えながら、
「畑には人生が詰まっている」
と、これまた唐突な思いがよぎるのである。
唐突な思い
投稿日: