「明くる空には行くべし、暮るる空には行くべからず」
という故事がある。
意味は、
「夜が明けようとしているときなら、暗くてもやがて明るくなるから安心して出発できる。反対に、明るくても、これから日が暮れるというときに出発するのは、危険だからやめたほうがよい」
このことから転じて、
「先の見通しが明るいことがハッキリしていれば、無理しても断行せよ。逆に見通しが悪いときや、判断に迷うようなときは無理せず慎重に」
ということになる。
問題は、夜が明けようとしているのか、それとも暮れようとしているのか、その見極めである。
これが難しい。
私は「人間関係」をバロメーターにしている。
新しく知り合った人、旧知で関わりが多くなってきた人を見て、
「この人たちには運気があるな」
と思えるときは、夜が明けようとしているときである。
反対に、
「運気がないな」
と思う人の場合は、陽が暮れようとしているときである。
つまり「類は類を呼ぶ」というやつで、どんな人間と関わるかによって、今の自分の運気がわかるというわけだ。
真宗的ではないが、これは私の経験則である。
運気を推しはかる
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