テニスのクルム伊達が、パン・パシフィックオープで、観客の溜め息にキレたそうな。
テレビニュースで見たが、ナルホド、ずいぶん怒っていましたな。
だけど、試合後の会見で、
「これだけたくさんの人が見に来る割には、テニスを見ることのレベルが上がってこない」
と日本人観客を揶揄(やゆ)するのはいかがなものか。
サッカーなんか、溜め息どころか、ファンは選手に罵声を浴びせているではないか。
ファンあっての選手。
勝てば喝采、負ければ罵声。
それが勝負の世界だ。
たとえ観客のせいで負けたにせよ、それを口にするのはみっともないというのが私の人生観である。
だから観客を批判するなら、試合に負けた直後ではなく、別の機会にして欲しかった。
できれば勝ったときに。
そうすれば、彼女はうんと光ったことだろう。
キレた「クルム伊達」
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