歳時記

市民農園で黒煙モクモクだって。

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 関西の市民農園で耕作している友人から、怒りのメールだ。
 肥料や堆肥などを入れるビニール袋や、ナイロン紐、風化して割れたバケツなどを、畑の空き地で燃やす人がいるのだそうだ。
 黒煙モクモク。有害ゴミが土場を汚染し、汚染された土壌でつくった作物が人間の口に入る。
「いい土を作って、いいものを食べたいという、庶民の畑でのささやかな夢までが、一部のこころない人たちによってうち砕かれてしまうのか」
 と友人は怒っているのだ。
 まったく、そのとおり。
 まして市民農園といえば、環境問題に敏感な人間が多いだろうに、黒煙モクモクとは言語道断であろう。
 エコだの、環境にやさしいだのと、掛け声はにぎやかだが、電気自動車やハイブリッド車の開発より、「道徳心」「公共心」の開発が先ではないのか。
「グリーン税で税金を安くするなら、黒煙モクモク税を創設して税金を高く取ったらどうだ」
 と、そんな嫌味の一つも言いたくなってくる。
 それにしても、自分さえよければいいといいう人間の身勝手さ。
「いやだねぇ」
 と、自戒しつつ、つぶやいてみるのだ。
 

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