歳時記

「流れ星」と「希少価値」

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 先程、今朝のNHKテレビの「あさイチ」で、流れ星について放送していた。
 それによると、流れ星は微粒子状のものを含めて、一日に2兆個も観測できるそうだ。
 神秘的な流れ星も2兆個と聞けば、ありがたさも何やら薄らいでくるではないか。
「希少価値」という言葉がある。
 辞書を引くと、
「少なくて珍しいために生じる価値」
 と、どこか投げやりな解説になっているが、私はもっと積極的にとらえ、
「価値は希少に宿る」
 と言い換えたい。
 少ないことは、いいことなのだ。
「まさに流星2万個はそのことを私たちに教えているのだ」
 と、私の横でパンを囓りながら「あさイチ」を観ている愚妻に告げ、
「着物を着る男は少ない。よって、着物には希少価値が宿り・・・」
「ダメ、買わないわよ」
 手を替え品を替えて波状攻撃を仕掛けるが、愚妻は堅牢なる要塞のごとく、びくともせず。
 何だか、自分がバカバカしくなってきた。
「正月も、はや四日が過ぎ」
 といった気分なのである。

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